1612
doxa
ドクサ
輝き・栄光・荘厳さ・名声
C・年間・28
(1)輝き、光彩、きらめき
(α)字義通りに
(a)光の輝き・きらめき
▼使二二11 わたしは、その光の【輝き】のために目が見えなくなっていましたので、一緒にいた人たちに手を引かれて、ダマスコに入りました。
▼ルカ九32 ペトロと仲間は、ひどく眠かったが、じっとこらえていると、【栄光】に輝くイエスと、そばに立っている二人の人が見えた。
▽ルカ九31 二人は【栄光】に包まれて現れ、イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について話していた。
(b)天上の存在はこのきらめきを持つ
[天体]
▼1コリ一五40・41 また、天上の体と地上の体があります。しかし、天上の体の【輝き】と地上の体の輝きとは異なっています。▼太陽の【輝き】、月の【輝き】、星の【輝き】があって、それぞれ違いますし、星と星との間の【輝き】にも違いがあります。
[ケルビム]
▼ヘブ九5 また、箱の上では、【栄光の姿の】ケルビムが償いの座を覆っていました。こういうことについては、今はいちいち語ることはできません。
[天使]
▼ルカ二9 すると、主の天使が近づき、主の【栄光】が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。
(c)特に、神ご自身の「輝き(栄光)」
▼使七2 そこで、ステファノは言った。「兄弟であり父である皆さん、聞いてください。わたしたちの父アブラハムがメソポタミアにいて、まだハランに住んでいなかったとき、【栄光】の神が現れ、
▽使七55 ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、神の【栄光】と神の右に立っておられるイエスとを見て、
▼2テサ一9 彼らは、主の面前から退けられ、その【栄光に輝く】力から切り離されて、永遠の破滅という刑罰を受けるでしょう。
直訳ー「[彼の力の]栄光[から]」
▼2ペト一17b 荘厳な【栄光】の中から、「これはわたしの愛する子。わたしの心に適う者」というような声があって、主イエスは父である神から誉れと【栄光】をお受けになりました。
▼黙一五8 この神殿は、神の【栄光】とその力とから立ち上る煙で満たされ、七人の天使の七つの災いが終わるまでは、だれも神殿の中に入ることができなかった。
▼黙一九1 その後、わたしは、大群衆の大声のようなものが、天でこう言うのを聞いた。「ハレルヤ。救いと【栄光】と力とは、わたしたちの神のもの。
▼黙二一11 都は神の【栄光】に輝いていた。その輝きは、最高の宝石のようであり、透き通った碧玉のようであった。
▼黙二一23 この都には、それを照らす太陽も月も、必要でない。神の【栄光】が都を照らしており、小羊が都の明かりだからである。
(d)神の前に出る人々についても
[モーセ]
▼2コリ三7 ところで、石に刻まれた文字に基づいて死に仕える務めさえ【栄光】を帯びて、モーセの顔に【輝いていた】つかのまの【栄光】のために、イスラエルの子らが彼の顔を見つめえないほどであったとすれば、
▼2コリ三8 霊に仕える務めは、なおさら、【栄光】を帯びているはずではありませんか。
▼2コリ三9 人を罪に定める務めが【栄光】をまとっていたとすれば、人を義とする務めは、なおさら、【栄光】に満ちあふれています。
▼2コリ三10 そして、かつて栄光を与えられたものも、この場合、はるかに優れた【栄光】のために、栄光が失われています。
▼2コリ三11 なぜなら、消え去るべきものが【栄光】を帯びていたのなら、永続するものは、なおさら、【栄光】に包まれているはずだからです。
7節の直訳ー「[彼の顔の…]栄光」
▼2コリ三18 わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の【栄光】を映し出しながら、【栄光】から【栄光】へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。
[来たるべき世でのキリスト者]
▼1コリ一五43 蒔かれるときは卑しいものでも、【輝かしいもの】に復活し、蒔かれるときには弱いものでも、力強いものに復活するのです。
▼コロ三4 あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたも、キリストと共に【栄光】に包まれて現れるでしょう。
(e)最後の審判に関連した「神の輝き」
▼ロマ三23 人は皆、罪を犯して神の【栄光】を受けられなくなっていますが、
▼ロマ五2 このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の【栄光】にあずかる希望を誇りにしています。 ((3)(b)を参照)
(f)イエスの「輝き」
▼フィリ三21 キリストは、万物を支配下に置くことさえできる力によって、わたしたちの卑しい体を、御自分の【栄光ある】体と同じ形に変えてくださるのです。直訳ー「栄光の」
▼1コリ二8 この世の支配者たちはだれ一人、この知恵を理解しませんでした。もし理解していたら、【栄光】の主を十字架につけはしなかったでしょう。
(g)この概念は広げられ、神の「栄光、主権、崇高さ」を表す
[神の主権]
▼ロマ一23 滅びることのない神の【栄光】を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像と取り替えたのです。
[神の栄光の前に]
▼ユダ24 あなたがたを罪に陥らないように守り、また、喜びにあふれて非のうちどころのない者として、【栄光に輝く】御前に立たせることができる方、
(これは「(神)ご自身の前に」の意味)
[御父の主権によるキリストの復活]
▼ロマ六4 わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の【栄光】によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。
(この箇所では、ヨハ二11と同様、「力、勢力」という意味もある)
[威厳ある力]
▼コロ一11 そして、神の【栄光】の力に従い、あらゆる力によって強められ、どんなことも根気強く耐え忍ぶように。喜びをもって、
[神の栄光の豊かさ]
▼ロマ九23 それも、憐れみの器として【栄光】を与えようと準備しておられた者たちに、御自分の豊かな【栄光】をお示しになるためであったとすれば、どうでしょう。
▼エフェ一18 心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな【栄光に輝いている】か悟らせてくださるように。 直訳|「[聖なる者たちにおける彼の財産の]栄光の[豊富さ]」
▼コロ一27 この秘められた計画が異邦人にとってどれほど【栄光】に満ちたものであるかを、神は彼らに知らせようとされました。その計画とは、あなたがたの内におられるキリスト、【栄光】の希望です。
▽フィリ四19 わたしの神は、御自分の【栄光】の富に応じて、キリスト・イエスによって、あなたがたに必要なものをすべて満たしてくださいます。
[恵みの栄光]
▼エフェ一6 神がその愛する御子によって与えてくださった【輝かしい】恵みを、わたしたちがたたえるためです。直訳|「[彼の恵みの]栄光」
[名詞ティメー〈尊敬・誉れ〉と共に]
▼ロマ二7 すなわち、忍耐強く善を行い、【栄光】と誉れと不滅のものを求める者には、永遠の命をお与えになり、
▼ロマ二10 すべて善を行う者には、ユダヤ人はもとよりギリシア人にも、【栄光】と誉れと平和が与えられます。
▼ヘブ二7 あなたは彼を天使たちよりも、わずかの間、低い者とされたが、【栄光】と栄誉の冠を授け、
[名詞アレテー〈驚くべき事蹟〉と共に]
▼2ペト一3 主イエスは、御自分の持つ神の力によって、命と信心とにかかわるすべてのものを、わたしたちに与えてくださいました。それは、わたしたちを御自身の【栄光】と力ある業とで召し出してくださった方を認識させることによるのです。
[栄光の放射(反映)]
▼ヘブ一3 御子は、神の【栄光】の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。
[信じる者が招かれている栄光]
▼1テサ二12 呼びかけて、神の御心にそって歩むように励まし、慰め、強く勧めたのでした。御自身の国と【栄光】にあずからせようと、神はあなたがたを招いておられます。
▼1ペト五10 しかし、あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の【栄光】へ招いてくださった神御自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。
[キリストに授与される栄光]
▼マタ一九28 イエスは一同に言われた。「はっきり言っておく。新しい世界になり、人の子が【栄光】の座に座るとき、あなたがたも、わたしに従って来たのだから、十二の座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。
▼マタ二四30 そのとき、人の子の徴が天に現れる。そして、そのとき、地上のすべての民族は悲しみ、人の子が大いなる力と【栄光】を帯びて天の雲に乗って来るのを見る。
▼マタ二五31 「人の子は、【栄光】に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その【栄光】の座に着く。
▼マコ十37 二人は言った。「【栄光】をお受けになるとき、わたしどもの一人をあなたの右に、もう一人を左に座らせてください。」
▼マコ一三26 そのとき、人の子が大いなる力と【栄光】を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。
▼ルカ九26 わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子も、自分と父と聖なる天使たちとの【栄光】に輝いて来るときに、その者を恥じる。
▼ルカ二一27 そのとき、人の子が大いなる力と【栄光】を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。
▼ヨハ一14 言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその【栄光】を見た。それは父の独り子としての【栄光】であって、恵みと真理とに満ちていた。
▼ヨハ二11 イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その【栄光】を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
▼ヤコ二1 わたしの兄弟たち、【栄光に満ちた】、わたしたちの主イエス・キリストを信じながら、人を分け隔てしてはなりません。
直訳ー「栄光の[私達の主イエス・キリスト]」
(β)こうして、来世に生きる者の姿が、輝きや栄光への参与として描かれる
(イ)キリストに使われる
(a)イエスは彼の「栄光に」入る
▼ルカ二四26 メシアはこういう苦しみを受けて、【栄光】に入るはずだったのではないか。」
(b)先在するキリストの栄光
▼ヨハ一七5 父よ、今、御前でわたしに栄光を与えてください。世界が造られる前に、わたしがみもとで持っていたあの【栄光】を。
▼ヨハ一七22 あなたがくださった【栄光】を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。
▼ヨハ一七24 父よ、わたしに与えてくださった人々を、わたしのいる所に、共におらせてください。それは、天地創造の前からわたしを愛して、与えてくださったわたしの【栄光】を、彼らに見せるためです。
(ロ)キリストの弟子に使われる
(a)やがて入ることになる栄光
▼ロマ八18 現在の苦しみは、将来わたしたちに現されるはずの【栄光】に比べると、取るに足りないとわたしは思います。
▼ロマ八21 つまり、被造物も、いつか滅びへの隷属から解放されて、神の子供たちの【栄光に輝く】自由にあずかれるからです。
直訳ー「[…の]栄光の[自由]」
▼1コリ二7 わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵であり、神がわたしたちに【栄光】を与えるために、世界の始まる前から定めておられたものです。
▼2コリ四17 わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の【栄光】をもたらしてくれます。
▼1テサ二12 呼びかけて、神の御心にそって歩むように励まし、慰め、強く勧めたのでした。御自身の国と【栄光】にあずからせようと、神はあなたがたを招いておられます。 ((1)(α)(g)を参照)
▼2テモ二10 だから、わたしは、選ばれた人々のために、あらゆることを耐え忍んでいます。彼らもキリスト・イエスによる救いを永遠の【栄光】と共に得るためです。
▼ヘブ二10 というのは、多くの子らを【栄光】へと導くために、彼らの救いの創始者を数々の苦しみを通して完全な者とされたのは、万物の目標であり源である方に、ふさわしいことであったからです。
▼1ペト五1 さて、わたしは長老の一人として、また、キリストの受難の証人、やがて現れる【栄光】にあずかる者として、あなたがたのうちの長老たちに勧めます。
(b)キリスト者に留まる「栄光の霊」
▼1ペト四14 あなたがたはキリストの名のために非難されるなら、幸いです。【栄光】の霊、すなわち神の霊が、あなたがたの上にとどまってくださるからです。
▽マルコ福音書のフリア写本での結び
(γ)反射、反映
(a)人は神の形であり、「反映」
▼1コリ一一7 男は神の姿と【栄光を映す者】ですから、頭に物をかぶるべきではありません。しかし、女は男の【栄光を映す者】です。
(b)また、女は男の「反映」
▼1コリ一一7 男は神の姿と【栄光を映す者】ですから、頭に物をかぶるべきではありません。しかし、女は男の【栄光を映す者】です。 (前項(a)を参照)
(2)荘厳、華麗(目に留まる何か)
(a)王の見事な着物
▼マタ六29 しかし、言っておく。【栄華】を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
▼ルカ一二27 野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。【栄華】を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
(b)王がもつ華やかさ
▼マタ四8 更に、悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世のすべての国々とその【繁栄ぶり】を見せて、
▼ルカ四6 そして悪魔は言った。「この国々の一切の権力と【繁栄】とを与えよう。それはわたしに任されていて、これと思う人に与えることができるからだ。
▼黙二一24 諸国の民は、都の光の中を歩き、地上の王たちは、自分たちの【栄光】を携えて、都に来る。
▼黙二一26 人々は、諸国の民の【栄光】と誉れとを携えて都に来る。
(c)あらゆる種類の人間的な栄誉
▼1ペト一24 こう言われているからです。「人は皆、草のようで、その【華やかさ】はすべて、草の花のようだ。草は枯れ、花は散る。
(3)名声、有名、名誉
(a)自分自身のために求めた「栄光」
▼ヨハ八54 イエスはお答えになった。「わたしが自分自身のために栄光を求めようとしているのであれば、わたしの【栄光】はむなしい。わたしに栄光を与えてくださるのはわたしの父であって、あなたたちはこの方について、『我々の神だ』と言っている。
(b)神と共にある「名誉、もしくは栄光」
▼ロマ三23 人は皆、罪を犯して神の【栄光】を受けられなくなっていますが、((1)(α)(e)を参照)
▼ロマ五2 このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の【栄光】にあずかる希望を誇りにしています。((1)(α)(e)を参照)
▽ロマ九4 彼らはイスラエルの民です。神の子としての身分、【栄光】、契約、律法、礼拝、約束は彼らのものです。
(c)「名誉を」求める
▼ヨハ五44 互いに相手からの【誉れ】は受けるのに、唯一の神からの【誉れ】は求めようとしないあなたたちには、どうして信じることができようか。
▼ヨハ七18 自分勝手に話す者は、自分の【栄光】を求める。しかし、自分をお遣わしになった方の【栄光】を求める者は真実な人であり、その人には不義がない。
▼ヨハ八50 わたしは、自分の【栄光】は求めていない。わたしの栄光を求め、裁きをなさる方が、ほかにおられる。 注|使用一回
▼1テサ二6 また、あなたがたからもほかの人たちからも、人間の【誉れ】を求めませんでした。
(d)「名誉を」受ける
▼ヨハ五41 わたしは、人からの【誉れ】は受けない。
▼ヨハ五44 互いに相手からの【誉れ】は受けるのに、唯一の神からの【誉れ】は求めようとしないあなたたちには、どうして信じることができようか。
((3)(c)を参照)
(e)「有名にする」
▼1テサ二20 実に、あなたがたこそ、わたしたちの【誉れ】であり、喜びなのです。
(f)神の名誉と人間の名誉
▼ヨハ一二43 彼らは、神からの【誉れ】よりも、人間からの【誉れ】の方を好んだのである。
(g)「誉れが神にある」もしくは「誉れが神にあれ」という礼拝式文はユダヤ人の礼拝を原型とする
▼ルカ二14 「いと高きところには【栄光】、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
▽ルカ一九38「主の名によって来られる方、王に、
祝福があるように。
天には平和、
いと高きところには【栄光】。」
▼ロマ一一36 すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっているのです。【栄光】が神に永遠にありますように、アーメン。
▼ガラ一5 わたしたちの神であり父である方に世々限りなく【栄光】がありますように、アーメン。
(h)「神の誉れのために」
▼1コリ十31 だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の【栄光】を現すためにしなさい。
▼2コリ四15 すべてこれらのことは、あなたがたのためであり、多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に【栄光】を帰すようになるためです。
▼フィリ一11 イエス・キリストによって与えられる義の実をあふれるほどに受けて、神の【栄光】と誉れとをたたえることができるように。
▼フィリ二11 すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神を【たたえる】のです。 直訳|「[父なる神の]栄光[のために]」
(i)こうして、「神を賛美する」は次のように用いられる
[感謝の祈りの中で]
▼ルカ一七18 この外国人のほかに、神を【賛美】するために戻って来た者はいないのか。」
▼黙一九7 わたしたちは喜び、大いに喜び、神の【栄光】をたたえよう。小羊の婚礼の日が来て、花嫁は用意を整えた。
[宗教的献身の一形態として]
▼使一二23 するとたちまち、主の天使がヘロデを撃ち倒した。神に【栄光】を帰さなかったからである。ヘロデは、蛆に食い荒らされて息絶えた。
▼黙一一13 そのとき、大地震が起こり、都の十分の一が倒れ、この地震のために七千人が死に、残った人々は恐れを抱いて天の神の【栄光】をたたえた。
▼黙一四7 大声で言った。「神を畏れ、その【栄光】をたたえなさい。神の裁きの時が来たからである。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝しなさい。」
▼黙一六9 人間は、激しい熱で焼かれ、この災いを支配する権威を持つ神の名を冒涜した。そして、悔い改めて神の【栄光】をたたえることをしなかった。
▼ロマ四20 彼は不信仰に陥って神の約束を疑うようなことはなく、むしろ信仰によって強められ、神を【賛美】しました。
[誓約として]
▼ヨハ九24 さて、ユダヤ人たちは、盲人であった人をもう一度呼び出して言った。「神の前で正直に答えなさい。わたしたちは、あの者が罪ある人間だと知っているのだ。」 注|訳出なし。直訳ー「[神に]栄光を[与えなさい]」
(4)複数形で、天使的存在を表す
(a)栄光に満ちた天使的存在
▼ユダ8 しかし、同じようにこの夢想家たちも、身を汚し、権威を認めようとはせず、【栄光ある者たち】をあざけるのです。
▼2ペト二10 特に、汚れた情欲の赴くままに肉に従って歩み、権威を侮る者たちを、そのように扱われるのです。彼らは、厚かましく、わがままで、【栄光ある者たち】をそしってはばかりません。
(しかし、「王族、傑出した人々」の意味も可能)
[バウワーが分類しなかった用例]
◆マタ一六27 人の子は、父の【栄光】に輝いて天使たちと共に来るが、そのとき、それぞれの行いに応じて報いるのである。
◆マコ八38 神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子もまた、父の【栄光】に輝いて聖なる天使たちと共に来るときに、その者を恥じる。」
◆ルカ二32 異邦人を照らす啓示の光、
あなたの民イスラエルの【誉れ】です。」
◆ルカ一四10 招待を受けたら、むしろ末席に行って座りなさい。そうすると、あなたを招いた人が来て、『さあ、もっと上席に進んでください』と言うだろう。そのときは、同席の人みんなの前で【面目を施すこと】になる。
直訳ー「[あなたに]栄誉が[あるだろう]」
◆ヨハ一一4 イエスは、それを聞いて言われた。「この病気は死で終わるものではない。神の【栄光】のためである。神の子がそれによって栄光を受けるのである。」
◆ヨハ一一40 イエスは、「もし信じるなら、神の【栄光】が見られると、言っておいたではないか」と言われた。
◆ヨハ一二41 イザヤは、イエスの【栄光】を見たので、このように言い、イエスについて語ったのである。
◆ロマ三7 またもし、わたしの偽りによって神の真実がいっそう明らかにされて、神の【栄光】となるのであれば、なぜ、わたしはなおも罪人として裁かれねばならないのでしょう。
◆ロマ一五7 だから、神の【栄光】のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに相手を受け入れなさい。
◆ロマ一六27 この知恵ある唯一の神に、イエス・キリストを通して【栄光】が世々限りなくありますように、アーメン。
◆1コリ一一14−15 男は長い髪が恥であるのに対し、女は長い髪が【誉れ】となることを、自然そのものがあなたがたに教えていないでしょうか。長い髪は、かぶり物の代わりに女に与えられているのです。
◆2コリ一20 神の約束は、ことごとくこの方において「然り」となったからです。それで、わたしたちは神を【たたえる】ため、この方を通して「アーメン」と唱えます。
直訳ー「[私達を通しての]賛美[のために]」
◆2コリ四4 この世の神が、信じようとはしないこの人々の心の目をくらまし、神の似姿であるキリストの【栄光に関する】福音の光が見えないようにしたのです。直訳|「栄光の」
◆2コリ四6「闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に【輝く】神の【栄光】を悟る光を与えてくださいました。直訳|「[…の御顔における神の]栄光」
◆2コリ六8 【栄誉】を受けるときも、辱めを受けるときも、悪評を浴びるときも、好評を博するときにもそうしているのです。わたしたちは人を欺いているようでいて、誠実であり、
◆2コリ八19 そればかりではありません。彼はわたしたちの同伴者として諸教会から任命されたのです。それは、主御自身の【栄光】と自分たちの熱意を現すようにわたしたちが奉仕している、この慈善の業に加わるためでした。
◆2コリ八23 テトスについて言えば、彼はわたしの同志であり、あなたがたのために協力する者です。これらの兄弟について言えば、彼らは諸教会の使者であり、キリストの【栄光】となっています。
◆エフェ一12 それは、以前からキリストに希望を置いていたわたしたちが、神の【栄光】をたたえるためです。
◆エフェ一14 この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の【栄光】をたたえることになるのです。
◆エフェ一17 どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、【栄光の源である】御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、直訳|「栄光の[御父]」
◆エフェ三13 だから、あなたがたのためにわたしが受けている苦難を見て、落胆しないでください。この苦難はあなたがたの【栄光】なのです。
◆エフェ三16 どうか、御父が、その豊かな【栄光】に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、
◆エフェ三21 教会により、また、キリスト・イエスによって、【栄光】が世々限りなくありますように、アーメン。
◆フィリ三19 彼らの行き着くところは滅びです。彼らは腹を神とし、恥ずべきものを【誇り】とし、この世のことしか考えていません。
◆フィリ四20 わたしたちの父である神に、【栄光】が世々限りなくありますように、アーメン。
◆2テサ二14 神は、このことのために、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの【栄光】にあずからせるために、わたしたちの福音を通して、あなたがたを招かれたのです。
◆1テモ一11 今述べたことは、祝福に満ちた神の【栄光】の福音に一致しており、わたしはその福音をゆだねられています。
◆1テモ一17 永遠の王、不滅で目に見えない唯一の神に、誉れと【栄光】が世々限りなくありますように、アーメン。
◆1テモ三16 信心の秘められた真理は確かに偉大です。すなわち、キリストは肉において現れ、”霊”において義とされ、天使たちに見られ、異邦人の間で宣べ伝えられ、世界中で信じられ、【栄光】のうちに上げられた。
◆2テモ四18 主はわたしをすべての悪い業から助け出し、天にある御自分の国へ救い入れてくださいます。主に【栄光】が世々限りなくありますように、アーメン。
◆テト二13 また、祝福に満ちた希望、すなわち偉大なる神であり、わたしたちの救い主であるイエス・キリストの【栄光】の現れを待ち望むように教えています。
◆ヘブ二9 ただ、「天使たちよりも、わずかの間、低い者とされた」イエスが、死の苦しみのゆえに、「【栄光】と栄誉の冠を授けられた」のを見ています。神の恵みによって、すべての人のために死んでくださったのです。
◆ヘブ三3 家を建てる人が家そのものよりも尊ばれるように、イエスはモーセより大きな【栄光】を受けるにふさわしい者とされました。
◆ヘブ一三21 御心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、御心を行うために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。【栄光】が世々限りなくキリストにありますように、アーメン。
◆1ペト一7 あなたがたの信仰は、その試練によって本物と証明され、火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊くて、イエス・キリストが現れるときには、称賛と【光栄】と誉れとをもたらすのです。
◆1ペト一11 預言者たちは、自分たちの内におられるキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く【栄光】についてあらかじめ証しされた際、それがだれを、あるいは、どの時期を指すのか調べたのです。
◆1ペト一21 あなたがたは、キリストを死者の中から復活させて【栄光】をお与えになった神を、キリストによって信じています。従って、あなたがたの信仰と希望とは神にかかっているのです。
◆1ペト四11 語る者は、神の言葉を語るにふさわしく語りなさい。奉仕をする人は、神がお与えになった力に応じて奉仕しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して、神が栄光をお受けになるためです。【栄光】と力とが、世々限りなく神にありますように、アーメン。
◆1ペト四13 むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい。それは、キリストの【栄光】が現れるときにも、喜びに満ちあふれるためです。
◆1ペト五4 そうすれば、大牧者がお見えになるとき、あなたがたはしぼむことのない【栄冠】を受けることになります。直訳|「栄光の[冠]」
◆2ペト三18 わたしたちの主、救い主イエス・キリストの恵みと知識において、成長しなさい。このイエス・キリストに、今も、また永遠に【栄光】がありますように、アーメン。
◆ユダ25 わたしたちの救い主である唯一の神に、わたしたちの主イエス・キリストを通して、【栄光】、威厳、力、権威が永遠の昔から、今も、永遠にいつまでもありますように、アーメン。
◆黙一6 わたしたちを王とし、御自身の父である神に仕える祭司としてくださった方に、【栄光】と力が世々限りなくありますように、アーメン。
◆黙四9 玉座に座っておられ、世々限りなく生きておられる方に、これらの生き物が、【栄光】と誉れをたたえて感謝をささげると、
◆黙四11 「主よ、わたしたちの神よ、あなたこそ、【栄光】と誉れと力とを受けるにふさわしい方。あなたは万物を造られ、御心によって万物は存在し、また創造されたからです。」
◆黙五12 天使たちは大声でこう言った。「屠られた小羊は、力、富、知恵、威力、誉れ、【栄光】、そして賛美を受けるにふさわしい方です。」
◆黙五13 また、わたしは、天と地と地の下と海にいるすべての被造物、そして、そこにいるあらゆるものがこう言うのを聞いた。「玉座に座っておられる方と小羊とに、賛美、誉れ、【栄光】、そして権力が、世々限りなくありますように。」
◆黙七12 こう言った。「アーメン。賛美、【栄光】、知恵、感謝、誉れ、力、威力が、世々限りなくわたしたちの神にありますように、アーメン。」
◆黙一八1 その後、わたしは、大きな権威を持っている別の天使が、天から降って来るのを見た。地上はその【栄光】によって輝いた。